ヤママユ成虫

ウメモドキ


今日は夏休み最後の日曜日。


ということで、多客日と予想されましたが、その結果は…


ものすごいお客様でした!!


ひぇー;


お昼過ぎには「インタープリターとあるく森のツアー」の当日枠もほぼ埋まり、

あとはキャンセル待ちのみの状態。


こんなことは開幕以来初めてのことでした。


そういうわけで今日はフラフラです。


でも、忙しい日でも今日は秋の涼しさを感じる一日でしたのでなんとか助かりました。

秋ですね。


というわけで、写真も秋の破片を感じるものを。


以前幼虫を紹介したヤママユの成虫と、ウメモドキの赤い実です。


暑いですが少しずつ季節は変わっていきますね。

カブトムシweb

カブトムシ死骸web

森の自然学校にやってくるわんぱく子供たち。

大抵、「カブトムシいる?」「えっ、クワガタいるの、すげー!」

と、今も昔も変わらないとってもいい反応を示してくれます。


そのときの表情が好きです。

1から2割くらいは虫好きで、うんちくをたれてくれます。

その姿がまたいいですね!

昔の自分もこんなだったろうな…って。


逆にお母さんは虫を嫌っているというパターンもあります。


まあ、森の自然学校に来たら、虫といわずいろいろな生き物の気配を肌で感じてくれたらいいなぁと思っています。


このごろはお盆も過ぎ、カブトムシたちも力尽きて、別の命の肥やしになってきています。


暑いですが確実に変化していくのを、森を通してしみじみと感じるこのごろです。

モンゴリナラドングリ

これはチョッキリの仲間に産卵されて、まだ若いのに枝から切り落とされたドングリです。

初めは緑色だったのに、だんだんドングリらしい茶色になりました。


秋にはこのドングリから幼虫が飛び出してくることでしょう。


去年、ドングリをいっぱい拾ってそのまま箱に入れておいたら、

夜中に「カリカリカリ・・・・」


翌日、幼虫が大量にドングリからでていて、ビックリしたことがあります。

ドングリとバッタ顔


暑い暑い毎日が永遠と思えるくらい続いていますが、

読者のみなさん、体は大丈夫ですか?


僕は夏ばてになりそうです。

うぅ、だるい・・・、眠い・・・。


という状態のときに、

「秋の訪れを感じる写真をとってきてー」という指令が。


「おっしゃー、がんばるぞ!」と森にいって撮ってきた写真が、今日の写真です。


枝になったコナラのドングリの上にとまったバッタ。

なんとなく秋を予感させませんか?


どうでしょう?

ヒメジョオン種子?


森の自然学校にいるときは大抵デジカメを近くにおいてウロウロしています。


というのは、いつどこでシャッターチャンスがあるか分からないからです。

あと、お客さんが来なくて暇な時間にも撮ったりするからです。


今日も何枚か撮りました。

そのうちの一枚がこれ↑。


写真の勉強はこれといってしたことが無く、もっぱらスナップ写真専門ですが、

このごろたくさんの写真をとるので、どうやったら人をひきつけることが出来る一枚が撮れるのか考えるようになってきました。


目指すのは「ひと目で惹きつけ、じっくりみると生き物の生態がつたわってくる写真」なのですが…。


プロの写真家はやっぱり偉大ですね。

今までなんにも気にせずそういった写真を見てましたが、やっぱりスゴイです。

あこがれます。


これからもパシャパシャとっていきますので、見てやってください。


ちなみに、森の自然学校のフォトライブラリーにも写真を提供しています。

http://www.jeef.or.jp/expo-nature-school/index.htm

愛・地球博 森の自然学校
         8月の特別イベント
         ●稲本正氏 講演会●
   演題「森と生きる。ほんとうの豊かさと便利さ」

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 愛・地球博 森の自然学校では、毎月1回様々なジャンルで活躍の著名
人をゲストにお迎えして特別イベントを開催しております。
 5回目は、オークヴィレッジ代表の稲本正さんをお迎えします。稲本正
さんは、「100年かかって育てた木は100年使えるモノに」の理念のもとに
循環型社会を目指したモノ作りを、約30年にわたり高山市清見町(旧・清
見村)で行っています。

 日 時: 2005年8月21日(日)
      1回目 14時00分~14時40分
      2回目 16時00分~16時40分
 場 所: 愛・地球博 森林体感ゾーン
      森の自然学校 体験工房「おもいで教室」
 ゲスト: 稲本 正さん
      (オークヴィレッジ代表、トヨタ白川郷自然學校校長)
 申 込: 当日、森の自然学校の受付にて午前9時より整理券を配布します。
 定 員: 各回 30名
 対 象: 小学生以上どなたでも。
     (但し、お子さまのみのご参加は小学4年生以上)
 参加費: 無料

 問合せ: 森の自然学校:0561-64-6863(担当:井東)

 主な著書: 森と生きる(角川書店)、森の惑星(世界文化社)、
       森の自然学校(岩波新書)、他多数

 森の自然学校 里の自然学校の情報は
  http://www.jeef.or.jp/expo-nature-school/

スタッフ食堂


今日は博覧会協会の管理塔にあるスタッフ食堂を紹介します。


定食、麺類、どんぶり・カレーものがあり、メニューは日替わりです。


300円から500円くらいで腹いっぱい食べることが出来るので、重宝しています。

万博の中でいちばん安い飲食店です。


いろいろなパビリオンのスタッフやドームの出演者などがきているので、

あちこちに民族衣装をきた人や、いろいろな国の人がいて

まさに国際博覧会って感じ。

食べていてとても楽しい空間になっています。


この隣にはコンビニのサンクスが入っています。

カブトムシ

夏の森は花は少ないですが、昆虫はとっても活発です。


夏の代表選手カブトムシを見つけました。

が…

ん? 何か違和感が…。

よーくみると角が折れています。


壮絶な喧嘩でもしたのでしょうか?


森の中では人間に見られることなく、いろいろなドラマがこの瞬間もおこっているんでしょうね。

8月4~6日は、万博の仕事ではなく、名古屋市環境学習センターエコパルのキッズキャンプにスタッフとして参加してきました。


口内炎を引きずったまま突入したので、大きい声をだすと傷に響いて大変でした。

それにしても親元から開放されたこともの集団というのは、まぁすごいですね。


走り回ったり、文句をいったり、じゃれてきたり…。

振り回されっぱなしでした。


干からびるかと思うくらいエネルギーをすいとられました。

本当は子供たちからエネルギーをもらいたいくらいなんですけどね…。


今回の3日間は子供との接し方(なめられず、信用をおかれ、なつかれるのが理想かなー)や、

プログラムのマネージメントなどなど、いろいろ見たり経験できたりした有意義な3日間でした。


いちばんうれしかったことは、

キャンプ中に教えてあげてつかまえたアリジゴクを大事そうに家に持ち帰った子がいたことでした。


さて、明日からは万博の仕事、3日も休んだので浦島太郎の気分ですが、張り切っていってきます。

アブラゼミシルエット

「このごろの森のトピックスは何?」と聞かれれば、

「セミです、セミ」。

ホントうるさいくらい鳴いて飛び回っています。


いまお客さんには、

「セミの抜け殻10個以上みつけれるかな?」

とか、

「セミの声、何種類聞き分けれた?」

という問いかけをしています。


さて、みなさんはどうでしょう?

真剣にセミの鳴き声を聞き入ったことはありますか?